September, 20, 2016, Montreal--シリコンバレーに拠点を置く半導体ソリューションに特化した世界唯一のスタートアップインキュベータ、Silicon Catalystは、スタートアップAEPONYXのインキュベータへの参加を認めると発表した。
AEPONYXのイノベーションは、平面静電MEMS上で動かされ曲げられるハイパフォーマンス光導波路の利用に関連している。同技術は、そのコンセプト、製造工程とアプリケーションをカバーする6件の申請中の特許を使用している。
Silicon Catalystのパートナー、Synopsys, TSMC, Keysight, IMEC, Advantest, PDF Solutions Inc., およびAutodeskは、インキュベータ参加者に、関連する機能とサービスを提供する。これは、スタートアップが必要とする代表的な設計、プロトタイピング、テストと評価に対処するためである。
AEPONYXのCEO、Philippe Babin氏は、「MEMSベースのシリコンフォトニクスチップの開発は時間とコストのかかるプロセスである。Silicon Catalystからの専門技術と実際的なサポートにより、われわれに必要な投資を大幅に削減し、当社の実施計画を守ることができる」とコメントしている。
AEPONYXは、クラウドへの光アクセス用のチップを設計、マーケティングしているマイクロ光スイッチのリーダー。平面MEMSとシリコンフォトニクスを統合する特許技術を用いて、同社はチューナブルトランシーバや光回線スイッチ向けに高速で、安価な最小サイズのマイクロ光スイッチを構築している。