September, 9, 2016, 東京--NECは、インドネシアとシンガポールを結ぶ大容量光海底ケーブル敷設プロジェクト「IGG(Indonesia Global Gateway)」をインドネシア最大の通信事業者のPT Telkom(PTテレコムから受注した。同ケーブルの稼働開始は2018年前半の予定。
IGGは、インドネシア9都市とシンガポールを結ぶ総延長距離約5,300kmの光海底ケーブル。ケーブルは1波長あたり100Gbpsとなる最新の光波長多重方式に対応しており、建設時の初期容量は32Tbps(伝送量100Gbps×80波長×光ファイバペア4対)。
ケーブルはインドネシア国内の通信環境を向上させると共に、他のケーブルとの接続によりインドネシアとヨーロッパ・アメリカ間の通信をさらに加速するものとして期待されている。
NECは今回の契約について、「これまでの納入実績に加え、最先端の技術力、およびプロジェクト遂行力が高く評価された」と考えている。