February, 18, 2014, San Jose--ギグオプティクス(GigOptix, Inc)は、情報通信にフォーカスしたブラジルの研究機関CPqDと共同で、ブラジルにジョイントベンチャーBrP(BrPhotonics Produtos Optoeletrônicos LTDA.)を設立すると発表した。
GigOptixは、光通信およびワイヤレス通信ネットワーク向けに最先端の高速半導体コンポーネントを開発、販売するサプライヤ。CPqDは、システムとデバイスレベルで光通信に取り組む情報通信にフォーカスした研究機関。新会社BrPhotonics(BrP)は、本社をブラジルCampinasに置く。
パートナー両社は、それぞれの既存技術の知識およびIPをBrPhotonicsに移転し、これらの技術をベースにした先端製品を共同開発、商品化する。GigOptixは、ブラジルに同社のTFPS(Thin Film Polymer on Silicon)技術、TFPSプラットフォーム関連の在庫と、現在のBothell工場にある製造ラインをブラジルに移転する。CPqDは、同社のシリコンフォトニクス技術、光パッケージングの技術者およびデザイン、検査能力をBrPhotonicsに移管する。さらに、CPqDは、BrPhotonics本社に場所を提供し運用を財政的に支援する。
BrPhotonicsの所有権は、CPqDが51%の株式、GigOptixが残りの49%を持つ。
BrPhotonicsの製品は、高度なTFPSとシリコンフォトニクス技術を用いて100Gbpsから1Tbpsまでの長距離、メトロリンク、クラウド接続向けの製品となる。同社独自の小型コンポーネントで、CFP2およびCFP4に対応する。
3月11-13日、サンフランシスコで開催予定のOFC2014では、CFP2用100Gbps TOSAを紹介する。