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Quanergy、シリーズBファンディングで9000万ドル調達

August, 26, 2016, Sunnyvale--固体LiDARセンサとスマートセンシングソリューションの大手、Quanergy Systemsは、シリーズB資金調達で9000万ドルを獲得し、評価は10億ドルを超えた。Sensata Technologies, Delphi Automotive, Samsung Ventures, MotusVentures GP Capitalが今回の融資に参加している。この投資により同社の総調達資金は約1億5000万ドルを超えた。
 Quanergyは、パートナーと協働して同社の固体LiDARセンサの製造を増やすためにこの投資を利用し、充実した特許を活用する。これらのセンサは、半導体製造プロセスを利用しており、マクロスケール、マイクロスケールで可動部分はないので、従来の機械的センサ、ハイブリッド固体センサに比べて、大幅なコスト低減、高信頼、優れたパフォーマンス、機能増、小型化、軽量化が可能である。Quanergyは、自律走行車および他のシステムに対する需要増に応えるために、継続して同社の世界展開を進め、インフラストラクチャを拡大していく。業界の専門家によると、LiDAR市場は2020年までに10ドルを超え、2022年には30億ドルを超えると予測されている。
 Quanergyによると、同社は2012年に会社設立以来、コンパクトでローコスト、自動車グレード固体LiDARセンサを開発した最初にして唯一の企業である。Quanergy S3固体LiDARは、2016年1月のCESで紹介され、デモンストレーションに成功した。同社は、運転者支援システム(ADAS)や自律走行アプリケーションにとって重要な、これらコスト効果が優れたセンサの商用化に積極的に取り組んでおり、現在多数の世界的顧客とこれらの固体センサの試作契約を結んでいる。同社のLiDARセンサは、先進的な人工知能感知ソフトウエアの恩恵を受けるセンシングシステムとともに、運輸やセキュリティから産業自動化や3D地上および空中写真図化までの広範な業界で安全性と効率向上の決め手になる、と同社は説明している。