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世界のテレヘルス市場は2018年までに10倍に拡大

February, 5, 2014, Englewood--IHSテクノロジーによると、世界のテレヘルス市場は、2013-2018年の間に10倍以上に成長すると予測されている。これは、医療提供機関が、コストを削減しケアの品質向上のためにますますリモート通信やモニタリング技術を利用するようになってきているためである。
テレヘルス機器とサービスの世界的な売り上げは、2013年の4億4060万ドルから2018年には45億ドルに拡大するとIHSの「テレヘルス世界市場-2014版」は予測している。テレヘルスサービスを利用する患者数は、2013年ではわずか35万人だったが、2018年になると700万人に増加する見込みだ。
テレヘルスの定義は、病気や兆候のモニタに医療機器と通信技術をともに利用すること。
IHSの医療機器とデジタルヘルス担当アナリスト、Roeen Roashan氏は、「ヘルスケア業界は、経費の増加、高齢化人口、慢性病の増加に囲まれて、運用方法を変えざるをえなくなっている」と指摘する。「テレヘルスは、このような課題にとって魅力的なソリューションであり、ヘルスケアの支出を減らしながらケアの品質を高めることができる」。
テレヘルスプログラムの結果、患者が関与することを通じて支持が増えていることと平行して再入院率や死亡率の低下が明らかになっている。
心臓血管疾患、糖尿病、癌、肥満などがかつてなく高くなってきていることから、テレヘルスは特に、全人口で大きな割合を占める65歳以上の患者の慢性状態の管理に役立つ。また、テレヘルスは、ヘルスケア分野で人員やリソース不足に直面したとき、コスト効率よくヘルスケアを拡大、提供できる。
(詳細は、 www.isuppli.com)