April, 12, 2016, Washington--コーニング(Corning Incorporated)とアライアンス・ファイバオプティック・プロダクツ(AFOP)は、コーニングがAFOPを買収することで最終合意に達したと発表した。
契約条件にしたがい、コーニングはAFOPの発行済み全株式を1株あたり18.50ドル、すべて現金で株式公開買い付けを行う。買収総額は、約3億500万ドルとなる見込み。
AFOPは、ハイパフォーマンスパッシブ光コンポーネントを設計、製造している。これらの製品は、クラウドデータセンターオペレーター、大手データコムおよびテレコムOEMに採用されている。これらのコンポーネントは、コーニングの既存接続ソリューションのいくつかで使用される。AFOPは、1995年設立、本社はカリフォルニア州サニーベイル(Sunnyvale)。製造および製品開発拠点は米国、台湾、中国に置いている。
買収完了後、コーニングはAFOPを光通信事業セグメントに統合する。コーニングは、この買収によりクラウドデータセンターオペレーターやOEMへの同社のアクセス拡大、アジアにおけるコーニングの影響力増大、さらに製品とコストの相乗効果を見込みんでいる。また、この買収が最初の年に同社の1株あたり利益増に寄与すると見ている。