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フィニサ、u2tフォトニクスを2000万ドルで買収

January, 10, 2014, Sunnyvale--フィニサ(Finisar Corporation)とu2t Photonics AGは、フィニサがu2tフォトニクスの株式を100%取得することで合意した。買収金額は現金で約2000万ドル、これに加えて約700万ドルの債務を引き受ける。取引は1月中に完了する見込み。
この買収によりフィニサは、u2tのInPベース100G高速レシーバとフォトディテクタを既存の高速オプティクス技術に加えることになる。さらに、フィニサが先に発表した、u2tの100Gコヒレントアプリケーション向けInPベースIQマッハツェンダ変調器(MZM)についてのu2tとのパートナーシップが、この買収で統合整理されることになる。これらのレシーバ、フォトダイオード、変調器技術と製品は、フィニサの狭線幅チューナブルレーザと組み合わせることで、フィニサは光コンポーネント全般を提供できるようになり、顧客に100GコヒレントメトロおよびLH市場向けに垂直統合されたモジュールを供給できるようになる。2013年、u2tの総収入は約3300万ドルだった。
フィニサの技術/グローバルR&D担当エグゼクティブVP、John Clark氏はu2tの技術に関連して、「この技術を使って100Gbpsを超えるデータレート、CFP2モジュールよりも小型に進むことができ、テレコムとデータコムの両方の市場で新たな市場アプリケーションが可能になる」とコメントしている。
(詳細は、 www.u2t.com)