November, 26, 2015, Cambridge--IHSは、2015「IHS Infonetics 100G+とROADM戦略:世界サービスプロバイダー調査」を発表した。ここでは、光伝送およびスイッチング装置をより高速の100G+波長へ移行するオペレーターの計画を詳細に調査している。
今年の調査でIHSの狙いは、メトロ100G価格に対するサービスプロバイダーの期待確認、導入に関してメトロ vs.コアのおおよその分割の確認。回答者は、アクセス、リージョナルおよびコアの価格の違いはあまり期待していないことが分かった。コアアプリケーションは、10×10Gとの価格同等性についてある程度許容度を示しているが、一般に短い距離では価格期待は少ない、しかしないわけではなかった。このことは、価格はメトロアプリケーションでは、信じられているほど障害ではないことを示している。
さらに、2018年にメトロとコアでコヒレント導入の起こる比率について聞くと、回答したオペレーターはメトロで導入される新規波長は54%、つまり市場の半分以上と見ている。
100G+とROADM調査の要点
・100km向けの最良技術では回答者は分かれている、あるいは決めかねている。多くの回答者は分からないと言う。残りは、現在と2018年では、ほぼ2:1で、コヒレント技術を支持。
・データセンター・インタコネクト(DCI)は、今後12ヶ月でメトロ100Gの主要なユースケースと見られている。また、前年までの調査と比較すると、100GEトランスポート採用が拡大すると見ている。
・新規導入速度の比率としてメトロ100Gは、2014年のわずか6%から今回は21%に急増した。
・メトロにおけるフレクスコヒレントソリューションに対する関心は、過去12ヶ月で激増。47%の回答者が、メトロ-リージョナルスパン80km~600kmでのオプティクス導入ではフレクスコヒレントが非常に重要であると評価している。
・調査したオペレーターのわずか1/4がオープンラインシステムの利用を考えている。主にCAPEX削減とシングルベンダ依存削減の手段として。