ニュース

X線からガンマ線まで1台で同時に可視化できる装置を考案

September, 1, 2020, 大阪--

大阪大学大学院医学系研究科核医学講座のチームは、早稲田大学理工学術院の片岡淳教授らの研究チーム、大阪大学放射線科学基盤機構と共同で、数十キロ電子ボルトから数メガ電子ボルトのX線ガンマ線を同時に可視化できる、コンパクトなカ […]

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体外からがん組織深部まで観察できる近赤外蛍光・有機シリカナノ粒子作製

August, 28, 2020, 山口--

山口大学大学院医学系研究科の中村教泰教授のグループは、徳島大学大学院医歯薬学研究部の安倍正博教授、九州大学歯学研究院の林幸壱朗准教授のグループと共同で、蛍光生体イメージングで体外からがん組織を深部まで観察できる近赤外蛍光 […]

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顕微鏡アプローチで肝疾患に新たな洞察

August, 26, 2020, Yuseong--

KAIST(韓国科学技術院)の研究チームは、マウスモデルで、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の進行を可視化する新しい方法を開発した。新しい顕微鏡法により高解像度3D画像が得られる。これは、肝臓に脂肪が蓄積しすぎる […]

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EPFL、超解像度顕微鏡で細胞内の捩じれが明らかに

August, 21, 2020, Lausanne--

EPFLの生物物理学者は、ナノスケールの構造、哺乳類の細胞の動力学をプローブするために高スループット超解像度顕微鏡を開発した。これにより、細胞分裂にとって重要な細胞小器官の屈曲が前例のない細部で示される。 細胞運動性や細 […]

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新しい顕微鏡法でアミロイドたんぱく質構造を見る

August, 21, 2020, Washington--

アルツハイマやパーキンソンなどの神経変性病は、脳内に凝集した、異常な折り畳みのアミロイドタンパク質を伴うことがよくある。新開発の技術は単分子の方向を計測するもので、これにより光学顕微鏡を使って、これらの問題のあるタンパク […]

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マシンラーニングは人工臓器成長に役立つ

August, 21, 2020, Moscow--

MIPT、システムプログラミングイバニコフ研究所(Ivannikov Institute for System Programming)、ハーバード医科関連Schepens Eye Research Instituteの […]

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超高感度診断チップ、極薄ナノ構造ゴールドフィルム

August, 19, 2020, Melbourne--

Swinburne大学の研究者をリーダーとする国際研究チームは、次世代バイオセンシングチップを変革する可能性がある、超薄型ナノ構造ゴールドフィルム、メタサーフェスを開発した。 その新しいメタサーフェスを使って、超高感度診 […]

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光に反応するように耳の細胞を変えることで聴覚を回復

August, 18, 2020, Göttingen--

聴覚を回復する人工内耳は、電気の代わりに光に反応するように人の耳の細胞を遺伝子操作することで改善できることが、ラットの研究で明らかになった。 ドイツ、ゲッティンゲン医科大学のTobias Moserは、「これは、現在われ […]

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病原菌を除去するチタンナノワイヤマスク

August, 18, 2020, Lausanne--

酸化チタンナノワイヤで作られたフィルタ「ペーパー」は、病原菌を捉え、光で破壊することができる。EPFL研究所によるこの発見は、個人の保護装置、換気、エアコンディショニングシステムに利用できる。 COVID-19パンデミッ […]

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深部組織イメージング向けに1600 nm OCT分光計

August, 11, 2020, Morrisville--

Wasatch Photonics Incは、深部組織、SD-OCTイメージング向けに新しい1600 nm OCT分光計Cobra OCT分光計製品ラインを拡張した。 Cobra 1600は、同社の既存25以上の市販OC […]

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心臓病を焦点にした世界最小のイメージングデバイス

August, 7, 2020, Adelaid--

アデレード大学とシュトットガルト大学の研究チームは、3Dマイクロプリンティングを使用して、血管内を見るための世界最小、フレキシブルスコープを開発した。 そのカメラのようなイメージングデバイスを血管に挿入すると、高品質3D […]

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“光生検”切らずにその場でがんをすぐ診断

August, 5, 2020, 大阪--

大阪大学大学院医学系研究科の石井優教授(免疫細胞生物学)、松井崇浩助教(病態病理学)、木村正教授(産科学婦人科学)、九州大学大学院医学研究院の加藤聖子教授(婦人科学産科学)、株式会社ニコンの清田泰次郎氏らの研究グループは […]

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飛蚊症の安全なレーザ治療がスタート

August, 3, 2020, Hannover--

ガラス体混濁、いわゆる飛蚊症は、多くの人々の視覚を混乱させる。これまで、この加励に関連する目の変化の治療は、推奨されないことがよくある。新しい研究プロジェクトはでは、Laser Zentrum Hannover e.V. […]

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実際の人の細胞で使える心臓ポンプを3Dプリント

July, 31, 2020, Minneapolis--

画期的な新研究で、ミネソタ大学の研究チームは、ラボで機能するセンチメートルスケールの人の心臓ポンプを3Dプリントした。その発見は、心臓病の研究に大きな意味を持つ。心臓病は米国では年に60万を超えるの人々の生命を奪っている […]

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湾曲角膜の細部を細胞レベルでとらえるOCT

July, 30, 2020, Washington--

フランスの研究チームは、細胞レベルの細部、大面積で人の角膜の湾曲層のOCT画像を初めて取得した。その新しいOCT装置により眼病、角膜の神経密度を変える糖尿病などの健康障害のモニタリング改善が可能になる。 「眼の湾曲の最外 […]

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3Dプリント微小ブリックでレゴインスパイア骨と軟組織修復

July, 28, 2020, Portland--

微小な3Dプリントブリックが骨折した骨の修復用に設計された。これは、いずれ人の移植でラボ製臓器につながる。 Advanced Materialsに発表された研究によると、レゴブロックからヒントを得た小さな中空ブリックが骨 […]

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ORNL、「化学レンズ」を利用する顕微鏡を開発

July, 16, 2020, Oak Ridge--

Oak Ridge National Laboratory(ORNL)の研究者は、細胞膜やバイオフィルムを含む生体システムの観察に「化学的レンズ」を提供する新しい顕微鏡を構築した。その装置は、微生物と植物の相互作用など、 […]

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細胞をありのままの姿で超高速選抜、世界初のラマン画像活性細胞選抜法

July, 16, 2020, 東京--

東京大学大学院理学系研究科・合田圭介教授が率いる研究グループは、細胞内生体分子を光学的に高速検出する誘導ラマン散乱(stimulated Raman scattering, SRS)顕微法で撮像し、画像解析で細胞を高速識 […]

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従来の顕微鏡で3Dフルカラー画像を直接取得

July, 16, 2020, Beijin--

広視野顕微鏡(WFM)では,3D体積再構成に必要な光学的断面(OS)画像は得られない。焦点外れ信号が常に合焦面内で結合しているからである。構造化照明顕微鏡(SIM)を導入することで研究者は、フルカラー(FC)合焦面から焦 […]

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肝臓病を発見、モニタする新しいイメージング法

July, 15, 2020, Cambridge--

ある肝臓病をスクリーニングすることは現在、難しい。また、一旦発見されても、これらの症状をモニタすることも難しい。Massachusetts General Hospital (MGH)とMITの研究チームは、先ごろ、両方 […]

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二光子レーザ顕微鏡で脳内地図を細胞レベルで観察

July, 9, 2020, 京都--

理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター神経回路・行動生理学研究チームの佐藤正晃客員研究員(脳科学総合研究センター記憶メカニズム研究チーム客員研究員(研究当時))、京都大学医学系研究科の水田恒太郎助教と林康紀教授らの国 […]

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東北大学、神経細胞を光によって操作

July, 1, 2020, 仙台--

光で活性化する物質を細胞に発現させ、光によって細胞の機能を制御する技術(オプトジェネティクス、光遺伝学)は、脳の刺激方法を革新し、脳の仕組みの解明に大きく貢献している。オプトジェネティクスは、ネズミなどにおける研究で盛ん […]

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量子からヒントを得たアプローチでOCTに必要な光パワーを下げる

June, 30, 2020, Washington--

オークランド大学(University of Auckland)の研究者は、量子オブティクスから借用した検出技術を使って、以前に可能だったよりも遥かに低いパワーでOCTを実行した。これは、医療イメージングアプリケーション […]

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がん幹細胞を識別するAI技術を開発

June, 30, 2020, 東京--

東京工科大学応用生物学部の杉山友康教授とコンピュータサイエンス学部の亀田弘之教授ら研究グループは、がん幹細胞と非がん幹細胞を識別する人工知能(AI)技術を開発した。これは、培養細胞またはがん組織の位相差顕微鏡画像に写るが […]

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ミネソタ大学、拡張臓器に直接センサを3Dプリンティング

June, 29, 2020, Minneapolis--

University of Minnesotの機械工学とコンピュータサイエンティストは、モーションキャプチャ技術を使って伸縮する臓器に電子センサを直接プリントする3Dプリンティング技術を開発した。その新しい3Dプリンティ […]

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健全なピーナッツ植物のチェックに迅速、正確なラマン分光法を適用

June, 25, 2020, Saudi Arabia--

Texas A&M AgriLife の研究者は生物物理学を使って植物育成をスピードアップする。 よりよいピーナッツ苗木を育成する長いプロセスは、生物物理学技術、ラマン分光学を使うことでスピードアップできる。 […]

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X線レーザが生体分子の内部構造を正確に計測できる方法をテスト

June, 25, 2020, Menlo Park--

エネルギー省(DOE)のSLAC国立加速器研究所X線自由電子レーザの大きな利点の一つは、研究者が自然環境で生物学的分子の構造を計測できることである。人体に見られるのと似た条件で、潜在的な新しい薬剤がウイルスとどのように相 […]

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深紫外線を透過する透明なトランジスタを実現

June, 24, 2020, 札幌--

北海道大学電子科学研究所の太田裕道教授,ジョ・ヘジュン助教らの研究チームは,深紫外線を透過する透明な薄膜トランジスタの作製に成功した。 バイオセンサとして,現在は半導体シリコンを活性層とするトランジスタが利用されているが […]

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UCI、COVID-19などウイルス死滅にBlu-rayディスクレーザを利用

June, 19, 2020, Irvine--

カリフォルニア大学アーバイン(UCI)、物理学者、Chris Bartyのチームによると、コロナウイルスに対する新武器は、家庭のエンタテーメントコンソールにあるかも知れない。チームは、BluRayデジタルビデオディスクデ […]

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光を使って分子パタンを引き出す

June, 18, 2020, Zurich--

ETH-Zurich研究チームは、生細胞を誘導する分子のパタンを引き出すために光を使う新しい方法を開発した。そのアプローチにより多細胞生物の成長をよく見ることができる。また将来的には、新しい治療でも役割を果たす可能性があ […]

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