November, 10, 2015, Cambridge--IHSの「IHS Infonetics 10G/40G100Gテレコムオプティクス」レポートによると、10G、40G、100Gテレコムトランシーバーの1H15世界的な販売額は、2014年下半期比で3%成長、3億8900万ドルに達した。
主な調査結果
・テレコム10Gは、15年に及ぶ大ヒットの後、今は低下傾向にある。2015年は、可変および固定インタフェースとも出荷は下降すると予測している。
・トランシーバーを使わない、ネットワーク装置メーカー(NEM)が開発したインタフェースの成長は引き続き、出荷される100Gインタフェースの大半を占める。
・NEMsは継続してDSP技術への投資を行う。この先1~2年は外のサプライヤ移行して大量調達することは期待できない。
・チューナブル10G XFP/SFP+ユニットの出荷は、2015年上半期(1H15)に前年同期比で大きく伸びた。
・40Gテレコムモジュールの出荷は、1H15には前年同期比で50%減となった。
調査ディレクタ、Andrew Schmitt氏は、「100Gトランシーバーの成長率は2015年にわずかに減速しているが、これは2016年前の小休止にすぎない。多くの装置ベンダやコンポーネントベンダからソリューションを調整してメトロ100Gが出てくるときは、コヒレント技術のコストは大幅に低下することになる。InPベースのCFP2-ACO技術は、このような移行を可能にするものの1つとなる」と指摘している。
「100G WDM出荷は昨年倍増以上となった。当社の予測では2015年の成長はかなり小さい。この成長の多くは、Huawei、Alcatel-Lucent、Ciena、Infineraによるものである」と同氏は付け加えている。