October, 26, 2015, Santa Barbara--カリアント(Calient Technologies, Inc)は、スパイレント(Spirent Communications)がカリアントのSシリーズ光サーキットスイッチとSpirent Velocityテストベッドオーケストレーションソフトウエアとの統合を完了したと発表した。
Spirentは、VelocityがCALIENTのS320やS160光回線スイッチを制御してネットワーク装置テストラボでL1光トポロジー再設定ができるソフトウエアドライバを開発した。
統合された製品は、40Gb/s以上の高速ネットワーキング装置で機能するネットワークテストラボをターゲット市場にしている。今後ラボは、Sシリーズスイッチを使い、「ファイバワンス」テストラボ接続インフラを構築することができ、Velocityを使って接続された装置のトポロジーやテストを管理、制御することができる。この統合ソリューションにより、配線エラーが飛躍的に減少し、装置のテストが高速化され、製品開発者は世界のどこからでも集中ラボファシリティの自身のファシリティを遠隔からテストすることができる。
SpirentのVelocityは、物理的および仮想的ネットワーク装置とソフトウエアのテストをスケジュールし、オーケストレート、管理、モニタできる。Velocityは、Lab-as-a-Service(LaaS)テストオーケストレーションプラットフォームであり、テスト担当者は、これにより複雑なテストシナリオをセルフサービスアプローチで素早く構築し実施することができる。また、マルチユーザ予約システムもあり、世界中の部署がリソースの競合を避けつつ、テストを協働しスケジュールすることができる。
カリアントのSシリーズ光回線スイッチは、S320とS160があり、オンデマンドで再設定可能で、実質的にゼロ遅延のAny to Any、レイヤ1ネットワーク接続構築に利用できる。S320は、320ポートスイッチで、各ポートがプロトコルやビットレートに対してトランスペアレントであるので、総容量32Tbps超まで100Gbpsを超えるデータ速度をサポートしている。S160は160ポートOCSスイッチ、容量は16Tbps。