October, 5, 2015, Sunnyvale/Yokneam--メラノクス(Mellanox Technologies, Ltd)とEZchipは、メラノクスがEZchipを買収することで最終合意に達したと発表した。メラノクスはEZchipの発行済み株式100%を1株あたり現金25.5ドル、総額約8億1100万ドル(正味現金約6億2000万ドル)で買収する。買収条件は、メラノクスとEZchipの役員会が満場位置で承認している。
EZchipの買収は、ソフトウエア・ディファインドデータセンターに向けたインテリジェントインタコネクトソリューションの多様な製品を供給するというメラノクスの戦略の第一歩。セキュリティ、DPI、ビデオ、ストレージプロセッシングにおけるEZchipの製品と専門技術の追加は、先進的データセンターおよびエッジプラットフォームに向けて完全なエンド・ツー・エンドインテリジェント10、25、40、50、100Gb/sインタコネクトやプロセシングソリューションを提供するメラノクスのリーダーシップ的なポジションを強化する。統合会社は、多様なロバストソリューションを持つことになり、これにより顧客はHPC、Web2.0、クラウド、セキュアデータセンター、エンタプライズ、テレコム、データベース、金融サービス、ストレージ環境で使用されるデータ集約的アプリケーションの伸び続ける需要に対処することができるようになる。
EZchipのCEO、Eli Fruchter氏は両社統合に関連して、「メラノクスのデータセンター向け1~3層接続ソリューションとEZchipのキャリアネットワーク向け3~7層処理ソリューションにより、両社は技術、製品、対象市場、顧客において相互に補完しあう」とコメントしている。
統合会社の従業員は約2400名、2015年6月30日末までの12ヶ月の統合売上高は6億6800万ドル。
この買収取引は2016年第1四半期に完了する見込み。