September, 18, 2015, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)は、単一波長で400G超のネットワーク設計、テスト用に400Gbps LN外部変調器の早期サンプル出荷を発表した。
16-QAM変調フォーマットで2波長を使う必要性をなくすことで、この新しいOclaro 400G外部変調器によってネットワーキング企業は、最高水準の性能と信頼性を提供する次世代の高速ネットワークの設計とテストをスピードアップすることができる。
「今後400G超にスケールするために、光ネットワーキング企業はファイバ伝送システムにおけるスペクトル効率を改善し、ビットあたりのコストを下げようとしており、2波長を利用することは経済的ではない」とオクラロのチーフコマーシャルオフィサ、Adam Carter氏は話している。
光ネットワーク容量は、帯域需要に応えるために増加し続けているので、光設計者は、コヒレント変調技術を利用して、ネットワークで最高の伝送速度と最小のビット誤り率(BER)を手に入れようとしている。最先端のシステムは、最高400Gのポート容量を誇っている。これらのシステムは、これまでは、これを達成するために2波長を利用する必要があったが、今では単一波長で400G容量が達成可能になっており、通信オペレータが求める帯域増の提供がかつてなく容易になっている。
Oclaro 400G外部変調器
オクラロの400G LN外部変調器は、単一波長、つまりシングルキャリアで400G超のスピードを可能とする設計になっている。この変調器は、高EO帯域PM-QMZ1デバイスで、気密封止パッケージに、入力ビームスプリッタ、IQ変調用に構成された4パラレルMZMs、偏波コンバイナ、パワーとバイアス制御用モニタPDsを集積している。
主な特徴
・3dB電気-光(EO)帯域は35GHzを超える
・50GHzまで非常に滑らかな光応答で、最高64Gbaudのシンボルレートが可能
・消光比25dB超により、複雑な変調フォーマットが可能
・高効率、挿入損失13dB以下