September, 7, 2015, San Francisco--クレハンリサーチ(Crehan Research Inc)によると、2015年第2四半期にえ市場は力強い成長を記録した。
同社は、売上も出荷数も10%を超える成長とレポートしている。成長の原動力は40GbEと10GBASE-Tの大幅増。
クレハンリサーチ社長、Seamus Crehan氏は、「当社の見方では、40GbEデータセンタースイッチ導入はさらに続く、特にハイパースケールクラウド市場セグメントでは。同時に、エンタプライズとTier2クラウドサービスプロバイダセグメントの両方で、10GBASE-Tの採用が力強い」とコメントしている。
40GbEと10GBASE-Tの健全な業績の外に、レポートには以下の点が含まれる。
・HP Networkingは、データセンタースイッチ売上の前期比成長としては過去最高を記録、一方Arista Networksは前年同期比では最高を記録した。
・シスコは市場シェアリーダーシップの座を維持し、データセンターEthernetスイッチ総売上の約60%を占めた。
・2Q15では、すべてのデータセンターEthernetスイッチタイプの出荷が力強く、モジュラーセグメントの伸びが最大だった。
・InfiniBandスイッチ出荷は、前年同期比で約2倍、記録的な四半期となった。
・EthernetとInfiniBandとは対照的に、ファイバチャネル(FC)スイッチの売上と出荷は、前期比でも前年同期比でも減少した。
40GbEデータセンタースイッチングは現在急成長しており、出荷は前年同期比では倍以上になっているが、クレハンの長期予測では、差し迫る低価格100GbEデータセンタースイッチの市場投入により、この成長は大幅に減速する、特にハイパースケールクラウドセグメントでは減速が見込まれている。