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富士通、光伝送システムの新シリーズ「1FINITY」を開発

August, 19, 2015, 東京--富士通は、次世代グローバル光伝送システム「FUJITSU Network 1FINITY(ワンフィニティ:1FINITY)」シリーズを開発した。12月から北米で発売開始し、順次全世界へ展開する。
 「1FINITY」は機能ごとに機器を分割したディスアグリゲーション構成を実現したことで、初期投資を抑えながら早期にネットワーク環境を構築可能な製品。また、既存の「FLASHWAVE」シリーズと高い互換性を有している。
 富士通は、この製品を通信事業者の顧客に加え、データセンタオペレータなどにも幅広く提供していく。
 「1FINITY」は、WDM機能・トランスポート機能・スイッチ機能・アクセス機能が、別々のブレードに分割された4つのブレード群で構成。この製品は、各ブレードを個別に利用できるディスアグリゲーション型運用に加え、ソフトウェアにより複数のブレードを組み合わせるインテグレーション型運用にも対応している。また、既存の「FLASHWAVE」シリーズと高い互換性を有するため、「FLASHWAVE」シリーズで構築されたネットワークにおいて将来スムーズな「1FINITY」シリーズへの移行を実現する。
 これら「1FINITY」ブレードは世界最高クラスの小型化を実現しており、ユーザのニーズに合わせて、システムの初期投資を抑えながら段階的に構築していくことが可能。「1FINITY」ブレードは、1RUで構成されるブレード・セントリック・アーキテクチャーを採用しているため、ラック搭載時に無駄な空間を防ぎ設置スペースの効率化が図れる。
 エントリーモデルとして「1FINITY T100」ブレードを提供。製品は、データセンタ間接続に特化した大容量かつ低消費電力製品であり、現在、北米の顧客を中心に「1FNITY T100」ブレードの実証実験中。