August, 14, 2015, Pittsburgh--II-VI Incorporatedは、ハイパワー1W、980nm励起レーザモジュールを発表した。
この新しいレーザモジュールはII-VI励起レーザポートフォリオ内でイノベーションが継続していることを示しており、同社スイスのチューリッヒ、レーザエンタプライズ部門内製ウエハハブからの実績ある高信頼レーザダイオード技術を利用している。
初期の励起レーザモジュールは利用可能な光パワーは100mW程度だった。今日、励起レーザモジュールは桁違いに高出力で動作し、EDFA技術はより柔軟で効率的な設計で帯域拡張のバックボーンとなっている。このような進化は、スイスのII-VIチップ設計者と、UKと中国の先端パッケージングチームとの継続的な関係によって可能になった、とII-VIは説明している。
新しい1W励起レーザモジュールは、EDFAシステムへの組込を容易にするためにグレーティングで安定化したSMFにより最高1050mWのキンクフリー光パワーを可能にしている。モジュールは、確立された10-pin、mBTF(ミニバタフライ)フォーマットパッケージに収められている。このパッケージは、新たな市場標準として急速に普及が進んでおり、レガシー14-pinパッケージと電気的機械的に互換性があるが、75%小型パッケージになっている。製品は、Telcordia GR-468-CORE要件に対して評価済みであり、RoHS6/6に適合している。1Wモジュールは現在サンプル出荷中であり、2015年第3四半期にかけて生産数量を増やす。