August, 7, 2015, Singapore--Zecotek Photonics Incによると、米国特許商標庁は、Zecotekのリアプロジェクション方式3Dディスプレイの特許許可通知書を発行した。
この通知書についてZecotekの会長/社長/CEO、Dr. A. F. Zerroukは、「3Dディスプレイにおける新たな前進をカバーしている。この進歩は、商用アプリケーション向けに3Dディスプレイを非常に大きなサイズに拡張することを狙ったものである。また、この進歩は、歩道、ショッピングモール、没入環境、シミュレーションで用いられるデジタルサイネージ、パッシブ、積極的広告システム用途3D技術の中核となるものであり、強い需要がある」と語っている。
Zecotekは、同社3Dディスプレイシステムの多様なコンポーネントやプロセスをカバーする特許をU.S.、日本、ヨーロッパ、ユーラシアから取得している。今回の特許認可通知は、ビームシフト、実際の3Dスクリーンから分離するために光コンポーネントを微小化することで大きなフォーマットを可能にする3Dディスプレイ技術に関連している。あるソリューションによって3Dが大きなディスプレイサイズになると、クロストークが強く、複雑な機械的設計のサイズの大きなスキャニングシステムが必要になる。
Zecotekの3Dディスプレイシステムは、オートステレオ原理をベースにしているが、画期的なイノベーションと特許となっている改善により、独自の3Dディスプレイを実現した、とZecotekは説明している。同社の技術では、同じスクリーンに同時に3Dと2D画像を表示することができ、視野角の違いで見え方が変わる。Zecotekの真のオートステレオ3D2Dディスプレイシステムは、メガネ類を必要としない。また、視野角内に一定の運動視差があるのもZecotekシステム独自の特徴。運動視差は、通常観察中の不均衡感や眩暈を排除する。このような不均衡感や眩暈は、他の商用システムで使用される偏光メガネ、シャッターメガネで起こり得る。
(詳細は、www.zecotek.com)