August, 3, 2015, Redwood City--DellOro Groupによると、Ethernetスイッチ-データセンター市場は、2019年に110億ドルを超える見込みだ。
DellOro Groupのデータセンター市場調査担当VP、Alan Weckel氏は「データセンターは2008年から健全な成長を続けてきており、Eメールやデータベースのような基本アプリケーション向けのアーキテクチュアから、分析やインテリジェンスの中核資産を担うものに変わりつつある」と指摘する。「Ethernetスイッチには、実際に2つの明確な市場、クラウドとエンタプライズがあり、それぞれ進化の仕方が異なっている。クラウドでは、ホワイトボックススイッチングが継続的に拡大し、100Gbpsへの移行は今年後半に始まる。この10年の終わりまでには、クラウドは2つの市場で大きい方になる。商談は大規模になり、数は減る。SMBがクラウドに移行するにともない、無数の小規模商談はより少数の大規模なクラウド商談に統合され、ベンダーの数は一握りになる」とWeckel氏は見ている。
Ethernetスイッチ-データセンター5年予測レポートは、Apple, Amazon, Google, Facebook, Microsoftのようなクラウドプロバイダが拡大し、容量需要とインフラの老化に後押しされたメガアップグレードサイクルになる。これには、25Gbpsサーバ技術や100Gbpsスイッチ技術が利用される。