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ドイツのレーザ、Omicron LightHUBが宇宙へ

June, 18, 2015, Frankfurt--「微小重力下での蛍光顕微鏡分析」(FLUMIAS)プロジェクト過程で、TEXUS VSB-30ロケットが、2015年4月27日6:55にスウェーデンエスレンジ(Esrange)で打ち上げられた。これに搭載されているのは、異なる4波長のLuxXダイオードレーザとオミクロン(Omicron) LightHUBレーザコンバイナ。
 これらは、回転盤蛍光顕微鏡の光源として使用される。目的は、6分の放物線飛行中に微小重力で人の細胞の細胞骨格の動態を高解像度の写真とビデオで撮ること。この研究ロケットは、高度250kmに打ち上げられた。打ち上げ、大気再突入、地球着陸時のペイロードへの強い衝撃の間、最大25Gの力が加わった。LightHUBの外装だけでなく、組み込まれたLuxXダイオードレーザもこの厳しい環境を大成功で通過した。LightHUBレーザコンバイナの全機能は、取り外し後ただちに証明された。
 Airbus DSの工学博士、Hergen Oltmann氏は、「LightHUBのモジュールユニットは、飛行全体を通じて完璧の機能した。再突入も、何の障害もなくパスした」と語っている。
 オミクロンLightHUBシリーズは、最大2、4、6個のダイオードとDPSSレーザを統合してコーリニアビームにする、あるいはそれらを結合して効率的で安定なシングルモード、マルチモードファイバレーザにする。システムは、モジュールベースで構築され、変更もアップグレードもユーザ自身が数分で行える。355~2080nmまでの波長から30以上の異なる波長、最大500mW/波長のレーザをLightHUBで使用できる。
 LightHUBは、バイオテクノロジー、顕微鏡、産業応用で一般に使用されている。