April, 28, 2015, Dublin/Eatontown--AquaComms(Aqua Comms Limited)は、TEコネクティビティの子会社TE SubComとの契約を実行に移し、America Europe Connect(AEConnect)海底ケーブルシステムの建設を始めた。
北米とヨーロッパを前例のない容量と信頼性で接続する最新の大西洋横断海底光ケーブルシステムAEConnectのサービス開始は2015年12月の予定。AEConnectは、NYのシャーリーとアイルランドのウエストコースト、キララに陸揚げされる。全長5400km超、将来の陸揚げ用のブランチングユニットも用意されている。また、AquaComms所有のIrish Sea海底ケーブル、CeltixConnectを利用してロンドンやヨーロッパ大陸へも接続を延長する。
AEConnectは最新の光技術を採用して最先端の海底通信システムを提供。また、帯域集約的なアプリケーションに対処するために、コントロールプレーンはSDN技術をベースにしている。ファイバペアあたり最新技術130Gbps×100Gbpsを特徴としたAEConnectは低遅延接続を提供し、グローバルデータセンタ、クラウドベースネットワーク、コンテンツプロバイダの帯域要求に応える。AEConnectは、TE SubComおよび主要顧客との提携による所産。当初のプロジェクトコストは、3億ドルと見積もられており、一部はNomuraがアレンジした借り入れから資金を調達している。
AquaCommsのCOO、Greg Varisco氏は、AEConnectの設計について、「AEConnectは最先端の技術、100Gコヒレント設計を用いて低遅延、高信頼を特徴とし、最も帯域ハングリーなアプリケーション、大西洋横断のデータセンタ間直接接続向けに建設されている」とコメントしている。