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6G時代に向けた宇宙展開型フェーズドアレイ無線機を開発

February, 4, 2026, 東京--東京科学大学(Science Tokyo) 工学院 機械系の坂本啓教授、総合研究院 未来産業技術研究所の白根篤史准教授、工学院 電気電子系の岡田健一教授らの研究チームは、折り紙技術を活用した小型で軽量の宇宙展開型フェーズドアレイ無線機の開発に成功した。
この無線機は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の革新的衛星技術実証4号機のRAISE-4に搭載され、2025年12月14日に打ち上げられた。

研究チームは、打ち上げ前は小さく収納でき、軌道投入後は大面積に展開可能な、従来の無線機よりも小型で軽量のフェーズドアレイ無線機を提案し、開発を行ってきた。折り紙技術により収納される柔らかな展開膜上の無線機は、展開後も完全な平面にはならない。そのため研究では、非平面を電気的に補償する技術を採用した。今後はこの非平面の宇宙展開型フェーズドアレイ無線機によって、6G時代の無線通信に不可欠なビームフォーミング技術を宇宙実証する。

この技術によって、大面積のフェーズドアレイ無線機を小型衛星にも搭載可能になり、現在は数百キロを超える通信衛星の飛躍的な小型・軽量化が実現する。この研究の成果は、6G時代の広カバレッジ化の鍵となる衛星コンステレーション[用語4]構築の低コスト化と、その普及の加速に大きく貢献すると期待される。

この研究は、革新的衛星技術実証4号機の実証テーマ「Society 5.0に向けた発電・アンテナ機能を有する軽量膜展開構造物の実証」(HELIOS-R)の一環として実施された。

(詳細は、https://www.isct.ac.jp/ja/news/c7i3xx75ylvr)