DellOro Group、テレコムCAPEXを調査

April, 13, 2015, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、世界中の通信オペレータは2014年に積極的にファイバとLTEネットワークに投資し、通信投資(CAPEX)は4年連続で成長した。これは、モバイル関連の投資が、下降が続く有線系の投資を相殺したためである。
　DellOro Groupのキャリアアナリスト、Stefan Pongratz氏の見方では、2015年は主に中国とヨーロッパが牽引して一桁前半のペースで成長する。「しかし米ドルを単位として、レートが現在の水準にとどまると仮定すると、強い米ドルがテレコムCAPEXに影響を与えることは明白であり、通貨変動調整のために当社は2015年CAPEXを米ドル単位でいくぶん大きな下方修正を行った」と同氏は説明している。レポートは、強いドルが2015年のテレコムCAPEXで200億ドルを吹き飛ばす、と分析している。
　同レポートは、キャリアの収益、投資、投資蛍光などを詳細にカバーしている。現状分析と予測は、キャリア、地域、国、技術毎に詳細に行われている。