April, 1, 2015, Los Angels--CDFPマルチソースアグリーメント(MSA)は、400Gbps(16×25Gbps)プラガブルトランシーバ仕様のRev.3.0を発表した。このリリースには、新しいStyle3モジュールが含まれている。これは、IEEE.802.3bs 400Gbps Ethernetタスクフォースから提案されたドラフト仕様をベースにしたアプリケーションを対象にしている。準拠Style3モジュールは、Style1、Style2モジュールと同じコネクタを使用するが、Style3モジュールケージは、Style1およびStyle2モジュールとの誤嵌合を防ぐために機械的有鍵となっている。
テレコム、ネットワーキング、エンタプライズコンピューティング環境におけるリソース集約的なアプリケーション向けに設計されたCDFPインタフェースは、16レーンでデータレート25Gbpsを可能にするものであり、単一モジュールで400Gbpsとなり、優れたシグナルインテグリティ、熱冷却特性、EMI保護を実現するものとなる。
CDFP MSA創設者に含まれるのは、アバゴ(Avago Technologies)、ブロケード(Brocade Communications)、IBM、JDSU、Juniper Networks、モレックス(Molex Incorporated)、TEコネクティビティ(TE Connectivity)。コントリビューティングメンバー企業には、FCI、フィニサ(Finisar)、Huawei、Inphi、Ixia、メラノクス(Mellanox)、ネクストロン(Nextron)、オクラロ(Oclaro)、セムテック(Semtech)、住友電工、Xilinx、山一電機が含まれる。
高いレベルの完成度、パフォーマンス、長期信頼性を提供するCDFP 400Gb/sインタフェースは、短距離、長距離バージョンで利用できる。仕様は、ダイレクトアタッチケーブル、アクティブオプティカルケーブル(AOC)、コネクタ付光モジュールに適合している。
データセンタ内のクライアントサイドインタフェース向けに設計されたCDFPモジュールは高いポート密度を可能にする。コンパクトモジュールは、銅線、VCSEL、シリコンフォトニクスベースの技術を用いるローパワーアプリケーションに最適になっている。CDFPモジュールは、MMF 100m、SMF 2kmをターゲットにする業界標準で利用される見込みである。例えば、CDFPモジュールは、1つの400Gb/sインタフェース、あるいは25Gb/s×16、100Gb/s×4インタフェースで使用できる。