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農工大 THz波制御に向けた『鈴木の法則』の発見に意欲

October, 29, 2025, 東京--東京農工大学大学院工学研究院先端電気電子部門の鈴木健仁准教授、同大学大学院工学府知能情報システム工学専攻 落合真海(修士課程2年)、田中悠太(修士課程1年)、同大学工学部知能情報システム工学科 鳥居璃公(4年)、塩原太陽(4年)は、次世代通信システム「6G(Beyond 5G)」で利用が期待されているテラヘルツ(THz)波を自由自在に制御するために開発した独自の機能性材料(メタサーフェス)について、その材料特性と構造の関係を結びつける一般性を記述する『鈴木の法則(Suzuki’s Law)』の発見に乗り出した。
これまで同研究グループは、機能性材料に関する実験と解析を通じて膨大なデータ(ビッグデータ)を蓄積してきた。しかしながら、機能性材料の物理現象は完全には説明しきれていない。人間が新たな物理法則を発見するには、天才的な直観と膨大な時間を要する。
研究チームは人間とAIの協働によるAI for Scienceを活用した。AI for Scienceは、人間が新たな物理法則の発見に要する時間よりも早く、隠れた法則にたどり着く可能性をもつ手法。新しい物理法則の発見と応用、新たな学術領域の構築への貢献が大きく期待される。

(詳細は、https://www.tuat.ac.jp/outline/disclosure/pressrelease/2025/20251007_01.html)