October, 17, 2025, Jose/Losta--POET Technologies Inc.(POET)は、高性能でコスト高効率外部光源(ELS)モジュールを開発するために、先端光半導体のグローバルサプライヤSivers Semiconductors AB(STO:SIVE)との戦略的提携を発表した。狙いは、Co-Packaged Optics(CPO)と次世代AIインフラストラクチャ向けである。
このコラボレーションにより、Siversのカスタマイズされた高出力分散フィードバック(DFB)レーザー技術とPOETの光インタポーザプラットフォームが組み合わされ、急速に高まるAIクラスタとハイパースケールデータセンタの需要に対応する、高度に統合されたスケーラブルでコスト最適化されたソリューションが可能になる。
「当社の高性能DFBレーザとPOETの革新的な光インタポーザプラットフォームの間には、非常に補完的な適合性があると考えている。われわれは協力して、コパッケージドオプティクス(CPO)における主要な技術的課題に対処し、顧客がAI主導の未来に効率的に拡張できるようにする新しいクラスの外部光源モジュール提供を目指している」とSivers SemiconductorsのCEO、Vickram Vathulyaはコメントしている。
共同開発されたモジュールは、高度なウエファレベルの製造とチップスケールのフォトニック統合を活用して、コスト、スケール、フォームファクタなどのスケールアウトとスケールアップの両方の展開における重要な課題に対処する。
「POETの光インタポーザーは、モジュール式でスケーラブルなフォトニックソリューションを可能にする上で大きな価値を実証した。Siversの実績のある高出力レーザ技術と連携することで、サイズ、性能、コストに最適化された外部光源モジュールを提供できる。まさにCPOおよびAI市場が求めるものである」と、POET Technologiesのエグゼクティブチェアマン兼CEO、Dr.Suresh Venkatesanは説明している。
「AI光接続の機会は、これまでに500億ドル超の市場価値を生み出したと推定しており、スケールアップCPOソリューションをサポートするELSの新興市場は、それを大幅に増やすと見られている。POETとSiversのコラボレーションは、推定年間10億ドル超のELS市場機会に対処するためのテクノロジーを結集し、両社の調査範囲の主な推進力である」とNorthland Capital MarketsのシニアアナリストであるTim Savageauxは説明している。
POETとSiversは、2026年上半期に初期のプロトタイプを顧客にデモンストレーションし、2026年末までに生産準備が整う予定である。