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FOC、100GE 40km対応次世代CFP4 ER4デモをOFC 2015で実施

March, 20, 2015, 東京--富士通オプティカルコンポーネンツ(FOC)は、3月22日~24日まで、ロサンゼルスで開催されるOFC 2015展示会で、100GbE ER4規格(40km伝送)に準拠した次世代のCFP4 ER4トランシーバのデモンストレーションを実施する。
 近年の通信トラフィックの急激な増加に対応するため、コアネットワークからデータセンターネットワークまで、100G光ネットワークの導入が急速に進んでいる。
 この中で、データセンタ間を結ぶネットワークやメトロネットワークにおいては、大容量、高密度、低コスト化の要求に対応するため100GbEを用いた100G光ネットワークの普及が拡大している。
 100G Ethernetへ対応した光トランシーバについては、現在CFP MSAに準拠したCFPトランシーバ、及びCFPを小型、低消費電力化したCFP2トランシーバが主流となっている。また、更なる高密度化に対応するために、次世代のCFP4トランシーバの開発が進められており、100GbEのLR4規格(10km伝送)に準拠したCFP4 LR4トランシーバのサンプル出荷も始まりつつある。
 FOCは、従来からSOA技術を適用し、100GbEのER4規格に準拠したCFP ER4 / CFP2 ER4トランシーバを、世界で初めて量産化しており、更なる小型・低消費電力化の実現のため、今回高感度APD、および低雑音TIAを搭載したCFP4 ER4トランシーバの開発に成功した。
 同トランシーバは、100GbE ER4規格に完全準拠しているため、FEC等の誤り訂正を適用することなく、既に市場に配備されているCFP ER4 / CFP2 ER4トランシーバと相互接続性を確保出来る。
 今回のデモンストレーションでは、100GbE ER4規格(40km伝送)に準拠したCFP4 ER4トランシーバの試作品とCFP ER4トランシーバを対向させて、40km光ファイバ伝送のデモンストレーションを行い、十分な伝送特性が得られることを示す。