March, 19, 2015, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)は、新しいデュアルmicro-ITLAのサンプル提供を発表した。
新製品は、2つのディスクリートmicro-ITLAsと比べて25%サイズ縮小、1W低消費電力化されている。新しいデュアルmicro-ITLAを使用することで、顧客は100G/200G導入でトランスミッタと局発光(LO)を個別に使用するか、あるいは次世代200G/400Gコヒレントリンク向けデュアルキャリアアプリケーションでデュアルmicro-ITLAの高出力の恩恵を受けるかのいずれかとなり、柔軟性が得られる。これにより顧客は、高密度と低消費電力のコンポーネントを必要とするラインカードで、大幅なボードスペースが節約できる。
オクラロのデュアルmicro-ITLAは、DS-DBR広帯域チューナブルレーザ技術を特徴としている。これは量産、低コスト製造向けに設計された完全モノリシックInPチップをベースにしている。可動部分がないので、このデュアルmicro-ITLAは、低電圧で電気チューニングできるデバイスであり、素早い波長可変が可能。新製品は200Gおよび400Gコヒレントアプリケーションに最適。小型サイズと低消費電力により顧客はシステムに高密度搭載できるからである、とオクラロは説明している。
主な特徴
・フルCバンドデュアル可変光源(1529-1568nm)
・ハイパワー: +15.5dBm名目EOL、8dBの可変出力範囲
・0.1GHz最小チャネルグリッド間隔、ダークチューニング向け電子シャッタ
・低電力消費、8W EOL
・狭線幅、400kHz最大、優れたSMSR>40dB、低RIN
オクラロのデュアルmicro-ITLAはサンプル提供を始めており、2015年4月から量産開始の予定。