COHERENTとAPPLE、テキサス州で新たな複数年VCSEL契約を締結

August, 26, 2025, Saxonburg--Coherent Corp.は、Appleと新たな複数年にわたる戦略的供給契約を締結し、長年のパートナーシップを拡大したと発表した。
新しい契約に基づき、Coherentは、世界中に出荷されるiPhoneおよびiPadデバイスでFace IDなどの主要機能を可能にする垂直共振器面発光レーザ(VCSELs)の生産を継続する。この重要な作業は、テキサス州シャーマンにあるCoherentの最先端の製造施設で実施される。

CoherentのCEO、Jim Andersonは、「この契約は、Appleとのパートナーシップの強さと、革新的なソリューションの幅広い規模、幅広い機能、深さを備えた業界のテクノロジーロードマップを推進するという共通のコミットメントの証である」とコメントしている。「Sherman工場が、Appleの最も象徴的なイノベーションのいくつかを動かすレーザコンポーネントの製造において非常に重要な役割を果たしていることを誇りに思う」とコメントしている。

「新しいAmerican Manufacturing Programにより、Coherentのような企業と提携して新たな雇用を創出し、さらに多くの製造業をアメリカに持ち込むことを誇りに思う」とAppleの最高執行責任者であるSabih Khanは話している。「これは、今後4年間で米国に6,000億ドルを拠出するコミットメントの一環であり、米国のイノベーションの将来にこれ以上ないほど興奮している。」

テキサス州にあるCoherentのSherman工場には、次世代のオプトエレクトロニクスアプリケーション向けの最先端の6インチウェハ化合物半導体エピタキシー、製造、およびデバイス製造プラットフォームがある。