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島津製作所、紫外可視分光光度計3機種を同時発売

February, 19, 2025, 京都--島津製作所は、2月12日に紫外可視分光光度計3機種を国内外で発売した。
「UV-i Selection」の後継機である「UV-1900i Plus」「UV-2600i Plus」「UV-2700i Plus」は、様々なユーザ支援機能による高い操作性や、充実した規制対応機能など、顧客ニーズに幅広く応える製品。

紫外可視分光光度計(UV)は、可視光や紫外線が物質を通過すると光エネルギーの一部が失われる現象(光エネルギーの吸収)を利用して、物質の化学構造や試料に含まれる成分の濃度を調べる分析装置。大学や化学、製薬企業など様々な分野で使用されてきたが、操作に習熟したユーザの減少に伴い、「より手軽に信頼できるデータを取得したい」という要望が高まっている。

新製品は、ハードウェアの改良で測定性能が向上し、従来機種より高感度かつ正確な測定が可能である。また、誤操作を防ぐアシスト機能や自動で装置をスリープさせるシャットダウン機能、自動で装置を起動するウェイクアップ機能を島津製UVとして初めて搭載した。ソフトウェアには、測定対象成分の含有量が規定の範囲内に収まっているかの自動判定や試料の色評価を行うなど、定量機能を強化した。島津製作所はこれらの製品を通じて、島津製作所は、ユーザの業務効率の向上と信頼性の高い分析データの提供で、ヘルスケアやGX分野の研究開発・品質管理に貢献していく。

(詳細は、https://www.shimadzu.co.jp)