December, 20, 2024, 東京--KDDI株式会社(KDDI)、アイサンテクノロジー株式会社(アイサンテクノロジー)、 KDDIスマートドローン株式会社(KDDIスマートドローン)、株式会社KDDI総合研究所(KDDI総合研究所)、株式会社ティアフォー(ティアフォー)は2024年12月6日、物流2024年問題など労働力不足の解決や、災害時の山間部への物資配送の効率化に向けた、自動配送ロボット・自動運転車・ドローンの協調配送実証に成功した。
1つの目的(配送)を達成するために位置情報の定義が異なる3種類のモビリティを連携させる実証に成功したのは国内初である。
5社は今後、労働力不足が顕在化する2030年を目途に、建物内からの配送や都心ビルへの配送は自動配送ロボット、都市部からの大規模な配送は自動運転車、陸上からの輸送が困難な地域ではドローンで配送を行うといった地域に適したモビリティを組み合わせた全自動の荷物配送サービスの社会実装を目指す。
KDDIは、2024年5月から、顧客の事業成長および社会課題の解決に貢献するため、AI時代における新たなビジネスプラットフォーム「WAKONX」を始動した。
今後、この実証を通じて培った技術をWAKONX Mobilityに組み込み、ロボットや自動運転、ドローンの協調制御を支援する。また、業務の自動化や省人化を促進し、特に物流の効率化や災害時の迅速な対応、高齢者の移動支援といった社会課題の解決に寄与する。
(詳細は、https://www.kddi-research.jp)