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Ethernetスイッチ市場、2019年に250億ドル超

January, 27, 2015, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、L2/3 Ethernetスイッチ市場は2019年に250億ドルを超える見込みだ。
 「データセンタスイッチングは、この10年の残りの期間を通じて急速に進化し、Ethernetスイッチ市場の大半の成長を牽引する。こうした変化を受けてベンダは提供する製品の数を大幅に増やしている」とDellOro GroupのEthernetスイッチ市場調査担当VP、Alan Weckel氏は分析している。「この10年の終盤に向けて、データセンタスイッチングの成長を後押しするのはもっぱらクラウドであり、エンタプライズ市場は緩やかに下降する。クラウドはSDNの採用を促進する。エンタプライズからクラウド優位のEthernetスイッチ市場への発展で、SDNはもう1つの重要な成長力である。クラウドは需要は拡大し、柔軟性が求められるが、差別化は究極的にはすべてソフトウエアでできることによって支配される」と同氏はコメントしている。
 Ethernetスイッチ5年予測では、25Gb/s Ethernetがデータセンタスイッチングの主要な成長ドライバであり、100GbE大量普及に寄与すると指摘している。また、エンタプライズは25Gb/s Ethernetをサポートするために、クラウドで使用されるスイッチとは違うクラスのスイッチを採用する。同レポートは、ソフトウエアがEthernetスイッチの使い方を変えるとも指摘している。