June, 21, 2024, Arlington--Leonardo DRS, Inc.は、重要な軍用機保護のための共通赤外線対策 (CIRCM) システムを可能にする、業界トップの量子カスケードレーザ (QCL) 技術を供給する別のフルレート生産契約締結を発表した。
Northrop Grummanからの受注は、米軍機に対する現在、進化し、拡散するミサイルの脅威に対する高度な防護を提供するこのQCL能力に関する両社の協力を継続するものである。
CIRCMは、飛来するミサイルを追跡して撃破するために設計された第5世代レーザベースの赤外線対策システムである。その核心でCIRCMは、DRS QCL技術により、飛来するミサイルを無制限に撃破することができる。強力なレーザシステムによる軽量化と出力の向上により、現在および将来の米陸軍の回転翼機を保護する。CIRCMは最近、米陸軍航空機の初期運用能力という大きなマイルストーンを達成し、1,500機以上のヘリコプタで迅速な実戦配備のためのシステムを配置した。
DRS QCLsは、市販の軽量で強力なマルチカラーレーザシステムである。ミサイルの脅威に対する航空機の生存性においてクラス最高の性能を発揮し、他の様々な軍事用途で新しい機能やアップグレードされた機能を可能にするように設計されている。この技術は、米国国防総省(DOD)および同盟国の最も重要なプログラムのいくつかと連携したDRS機能の中核部分である。
「地対空ミサイルの脅威から乗務員の生存性を確保するために、この重要な技術をNorthrop Grummanに提供し続けられることを誇りに思う」と、DRSデイライト・ソリューションズ・ビジネスユニットのシニア・バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャー、Dr. Timothy Dayは話している。「当社の画期的な量子カスケードレーザ技術は、航空機の生存性に関する究極の選択肢である。ミサイルやその他の対空脅威が世界中で進化し、増殖し続ける中、最前線のヘリコプタは、これらの脅威を打ち負かすためにCIRCMのような有能なシステムを必要とすることになる」と同氏は続けた。
Leonardo DRSは、世界をリードするセンシング技術とレーザ技術を結集し、世界中の米軍および同盟国軍に防御保護システムを提供するため、レーザ技術、電気光学および赤外線センシングは重要な戦略的焦点である。