June, 20, 2024, Ahrensburg--コンピュータビジョンのエキスパートBaslerと3DビジョンのスペシャリストRoboceptionは、25.1%の株式を取得することで既存の協力関係を強化し、ファクトリーオートメーション、ロボティクス、ロジスティクス向けの3Dソリューション事業の拡大を計画している。
コンピュータビジョン用画像処理部品のリーディングサプライヤーBasler AGは、戦略的投資と増資の一環として、ミュンヘンのRoboception GmbHの株式25.1%を取得した。
革新的なハードウェアおよびソフトウェア製品により、Roboceptionはインテリジェント3Dセンサー技術の分野のパイオニアであり、柔軟な自動化ソリューションの重要な要素を提供している。
両社は2021年から販売面で協力し、ロボットシステムが環境を確実に把握・分析できる3D画像処理ソリューションの開発で緊密に連携してきた。
BaslerのCFO/COOであるHardy Mehlは、「インテリジェントな3Dビジョンソリューションが、Industry 4.0のさらなる発展に決定的な貢献をすると確信している。今回の出資により、BaslerはRoboceptionとの協力関係をさらに拡大し、創業者であるHenrik Schunk Beteiligungen GmbHとKUKA Deutschland GmbHも参加する著名な共同株主とともに、ファクトリーオートメーションや物流などの分野の顧客向けに、Roboceptionの3Dビジョン技術の強力なさらなる開発を支援していく」とコメントしている。
「Roboceptionは、ここ数年の協業が功を奏し、Basler AGを戦略的パートナーとして迎え入れたことを誇りに思う」と、RoboceptionのCEO兼共同創業者Dr Michael Suppaは話している。「Baslerは、ドイツ発のグローバル企業を成功に導く好例である。この経験から恩恵を受け、共に成長し、世界のオートメーションの未来を形作る手助けをすることを楽しみにしている。」