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光デジタルコヒーレント通信向け超小型狭線幅波長可変光源で19dBmの高出力化

March, 28, 2024, 東京--古河電気工業株式会社は、光デジタルコヒーレント通信に用いられるレーザ光源製品、超小型狭線幅波長可変光源について、19dBm(約80mW)の高出力化を達成した。

古河が20年以上培ってきた結晶成長や精密光半導体加工といったレーザ製造技術を活かした導波路設計の最適化により、超小型狭線幅波長可変光源の高出力化を達成した。従来では18dBm(約63mW)の光出力だったが、レーザチップの高効率化や駆動条件の最適化により、従来比27%増となる19dBm(約80mW)の光出力が可能となった。また、高出力化と同時にデジタルコヒーレント通信で重要な狭線幅特性となる150kHzを実現している。今回の高出力化・狭線幅化によって800ZRの早期普及を推進し、さらには従来規格である400ZR製品への応用により高性能化に貢献する。

古河電工は、米国・サンディエゴで開催されるOFC 2024で同製品を展示し(OFS Fitel, LLCブース内・ブース番号2041)、同年6月にサンプル出荷を開始予定と発表している。

(詳細は、https://www.furukawa.co.jp