Science/Research 詳細

NTTとNokia、IOWN APNにより動的経路変更可能なモバイルフロントホール実証成功

February, 5, 2024, 東京--日本電信電話株式会社(NTT)は、IOWN Global Forum※1でアーキテクチャ検討を行っているIOWN オールフォトニクス・ネットワーク(All-Photonics Network、APN)を5G Radio Access Network(RAN)基地局のアンテナ側装置(Radio Unit/RU)と制御側装置(Distributed Unit/DU)と間のモバイルフロントホールに適用できることをNokiaと共同で実証した。
実証実験では、RUとDU間の距離が25kmとなる場合においても、IOWN APNを用いた低遅延伝送によりモバイルフロントホールにおける標準規定を満たし、5GのRUとDUが正常に動作することを確認した。
この成果によって、RUとDU間を長距離伝送し広範囲での基地局運用を可能とすることで、DU数の削減および、その電力消費の低減に貢献する。

(詳細は、https://group.ntt/jp)