January, 26, 2024, Espoo--NokiaとZayoは、Nokia第6世代PSEスーパーコヒーレント・オプティクス(PSE-6s)のライブフィールドトライアルを成功裏に完了し、LAからEl Pasoまでの1866kmリンクで単一波長で800Gb/sの北米伝送記録実証を発表した。
両社は、ZayoのLAからPhoenixルートで、Nokia PSE-6を使用して、1004kmにわたって1Tb/s伝送も達成した。このフィールドトライアルでは、Nokiaの最新世代コヒーレントオプティクスとZayoの最先端の光伝送ネットワークが、ますますデジタル化が進む世界に起因する世界的なトラフィック需要急増に対応する大容量ソリューションを提供する能力を示している。
Zayoは現在、北米で最大かつ最新の400Gネットワークを提供し、250を超えるポイントオブプレゼンス(PoP)を提供し、最も需要の高いセンタをカバーしている。Zayoは、新しい400GEおよび800GEサービスの伝送をサポートするために、光ネットワークの容量、能力、持続可能性への投資を続けており、トライアルは、スペクトル/帯域幅の効率を高め、高速クライアントサービスを可能にし、ネットワークの消費電力を削減することで、これら3分野全てをサポートするNokiaの光技術の能力を実証している。
このトライアルでは、量産可能なDMAT6ラインカードを搭載した1830 PSI-Mコンパクトモジュラートランスポートプラットフォームに実装されたノキアのPSE-6を使用した。最新の第6世代技術を採用した800Gb/s伝送は、現在の7nmソリューションの3倍の到達距離を実現し、ライブネットワーク上での北米距離の新記録を樹立した。さらに、150GHz WDMチャネルを介したLAとPhoenix間の1Tb/s伝送は、トラフィックの多いルートで波長あたりさらに高容量に到達できることを示している。