January, 24, 2024, Pittsburgh--Coherent Corp.(NYSE:COHR)は、超解像顕微鏡(SRM)用に640nmで最大出力1000mWのダイオード励起固体(DPSS)レーザモジュールOBIS 640 XTの導入を発表した。
可視光レーザと紫外レーザの革新は、高分子構造を解明し、細胞生物学に重要な新しい洞察をもたらすことができるSRMのブレークスルーを可能にしている。Coherentは、既存の青色および緑色レーザモジュールのポートフォリオの高出力、低ノイズ、ビーム品質、コンパクトサイズに匹敵する赤色レーザモジュールOBIS 640 XTを発表した。
「当社は、業界最大規模のライフサイエンス向けレーザモジュールのポートフォリオを革新し、拡張し続けている。このポートフォリオは、長年にわたりCoherentの市場をリードする主力製品であり、高度なライフサイエンスアプリケーション向けのレーザモジュールのベンチマークであり続けている」と、Solid-State Lasers Europe Business UnitシニアVP、Dr.Torsten Rauchは話している。「OBIS 640 XTにより、製品ポートフォリオは、それ以前にフローサイトメトリやDNAシーケンシングを可能にしたのと同様に、超解像顕微鏡法の進歩を可能にする」
ライフサイエンス向けレーザモジュールのポートフォリオには、SapphireおよびOBIS LS/LX/XT製品ラインが含まれ、近赤外から紫外までの幅広い出力と波長をカバーしている。OBIS 640 XTは、2024年第1四半期末までに一般発売される予定である。
Coherentのライフサイエンス機器向け製品ポートフォリオには、精密光学系、フィルタ、アセンブリ、熱電モジュールなども含まれる。システムプロバイダは、テキサス州ダラスにあるCoherentの施設でアセンブリ製造を拡大できる。福州、中国;ベトナムのホーチミン市は、生物医学アセンブリのISO 13485の認証を取得している。