November, 21, 2014, Fremont/Wichita--オプリンク(Oplink Communications, Inc)とコックインダストリーズ(Koch Industries, Inc)は、コックインダストリーズの完全子会社、コックオプティクス(Koch Optics, Inc)が、総額現金約4億4500万ドルでオプリンクを買収することで最終合意に達した、と発表した。
それぞれの企業の役員会が承認した合意条件によると、オプリンクの発行済み普通株の全てを1株あたり$24.25で公開買付し、それに続いて統合する。
買収価格は、この発表以前の30日間の平均終値に対して26%、2014年11月18日の終値に対して14%の割増価格となる。
オプリンクは、モレックス(Molex)が経営することになる。モレックスは、コックインダストリーズの子会社で世界的なエレクトロニクスコンポーネント会社。この取引によって、モレックスで運営するコックの技術プラットフォームが拡大される。
モレックスのシニアVP、Tim Ruff氏は、「オプリンクはモレックスのファイバオプティック技術能力の展開と新製品のイノベーションを大きく拡大することになる」と語っている。
オプリンクの会計年2015年第1四半期の売上は5710万ドルで、前期比12%増、前年同期比4%増だった。同社会長/CEO、Joe Liu氏のコメントによると、四半期売上としての最高業績は、北米のデータコム市場の需要増、中国のワイヤレスネットワーク構築によるもの。2Q15の業績予測については、58~62ミリオンドルと説明している。