CALIENT、4K UHD TVをサポートするネットワーク構築で提携

November, 13, 2014, Santa Barbara--キャリアントテクノロジーズ(Calient Technologies, Inc)は、中継放送制作業界の大手、CP Communicationsと提携して、次世代ライブスポーツやイベント放送トラック向けに4K 超高精細(UHD) TVをサポートする新しい光ファイバネットワークを構築する。
　CPコミュニケーションズは、オーディオとビデオのデジタルソリューションを提供する大手で、包括的な光装置やエンジニアリングサービスも提供している。リモート放送制作業界は、カメラやその他のシステムの光ケーブル化を進めているが、1つには4K UHD TV放送に必要な帯域を確保するためである。
　同社は、CalientのS320光回線スイッチをHD21プロジェクト用に選択した。これは、大きなスポーツイベントで使用される53フィート長距離伝送とマスター制御トラック。CPコミュニケーションズは先頃、FOX SportsとNBC/Universalのゴルフチャネルの主要ゴルフイベントサービス提供契約を獲得した。今後、同社は100以上のゴルフイベントをカバーすることになるが、他にも数百のイベント放送がある。
　S320は、320ポート光回線スイッチで、32Tbpsを超えるスループットのオールオプティカルネットワークを構築する。このスイッチにより、遅延のない、任意のレイヤー1接続が可能になり、ソフトウエア制御によりオンデマンドで再構成が可能になっている。各スイッチポートは、ビットレートに対して透明であり、100Gbps、それ以上のデータ速度でもサポートできる。
　HD21にインストールされると、S320は全ての伝送およびマスター制御機能に対して広帯域インタコネクトを提供する。このことの意味は、全てのグリーンの特殊放送サービス(グラフィック、オーディオ、ビデオ、リプレイなど)とカメラ装置を提供する制作トラック、最大30台のインターコネクト装置である。もっと大きなイベント、例えばU.S. Openでは、放送制作ネットワークは、最大100マイルの光ケーブルを必要とする。