古河電工、半導体光増幅器内蔵変調器集積型半導体レーザ開発

March, 9, 2023, 東京--古河電気工業株式会社は、半導体光増幅器（SOA：Semiconductor Optical Amplifier）を内蔵した50G Baud高光出力の変調器集積型半導体レーザ（EML：Electro-absorption Modulated Laser）「FOL13EBxCS」を開発し、2023年1月よりサンプル出荷を開始した。

製品は、通常のEMLにSOAを集積することで通常のEMLと同等の消費電力で約2倍の光出力を実現した。通常のEMLでは、レーザへの注入電流を増やすことで光出力を増加させるため、光出力に比例して消費電力も増加するが、高効率に光出力を増加させることができるSOAを集積することで高光出力と低消費電力の両立を可能にした。

同製品を100G～400G Ethernet、次世代高速PONシステムなどに適用することで、メトロ・アクセスネットワークの長延化の実現が期待できる。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp)