March, 8, 2023, 東京--古河電気工業株式会社は、光デジタルコヒーレント通信に用いられるレーザ光源製品である超小型狭線幅波長可変光源(Nano-ITLA)について、従来のC-bandからの帯域拡張として、新たにSuper C-bandとL-band用途を開発し、ラインナップを拡充した。
同社は、20年以上培ってきた結晶成長や精密光半導体加工といったレーザ製造技術により、導波路設計の最適化を行い、Nano-ITLAの広帯域化を実現。従来のC-band:191.300~196.100THz(4.8THz幅)に加えて、Super C-band:190.675~196.675THz(6THz幅)、さらにL-band:186.350~190.700THz(4.35THz幅)にも対応可能で、これにより、中長距離光通信網における超高速伝送システムの実現に貢献する。
(詳細は、https://www.furukawa.co.jp)