February, 24, 2023, PITTSBURGH--Coherent Corp.は、業界初デュアルチップポンプレーザモジュールを発表した。これは、10-pinバタフライパッケージでファイバ当たり1000mWまでの出力である。
次世代ブロードバンドおよびクラウドサービスが、より大きな容量と伝送距離を可能にする技術の光トランスポートネットワーク構築を後押ししている。Coherentのデュアルチップポンプレーザモジュールは、新しいクラスの増幅器と、帯域、機能および伝送距離を備えた増幅ROADMラインカードを可能にする。
同社ROADM製品担当SVP、Dr. Richard Smartは、「新しいCoherentデュアルチップポンプレーザモジュールの独自の差別化ポイントは、小型10-pinバタフライパッケージに2つの次世代ハイパワーポンプレーザダイオードを内蔵している点である」と説明している。さらに同氏は、「2014年Coherentはデュアルチップポンプレーザモジュールを初めて市場投入、当社のポンプレーザモジュール製品で最小フォームファクタで最高出力を達成することで先端技術リーダーシップを継続して示している」とコメントしている。
デュアルチップポンプレーザモジュールはセミ冷却であり、ファイバ当たり1000mWまでの動作パワーレベルで利用できる。各ファイバへの出力パワーは柔軟にアサインできる。
このプラットフォームは、Coherentの幅広いポンプレーザモジュールアレイを冷却と非冷却モジュール設計の両方で、またシングルおよびデュアルチップ構成で補完するものである。
(詳細は、https://www.coherent.com)