February, 20, 2023, Pittsburgh--Coherent Corpは、新しいHyperRapid NXT産業用ピコ秒レーザ、DUV平均出力10Wを発表した。これによりOLEDティスプレイまわりで超高精細エッジアブレーションが可能になる。
CoherentのHyperRapid NXTは、OLEDディスプレイ周りの微細チャネルをアブレートし、隣接エリアを無傷のままに残すことかできる業界初のレーザベースソリューションである。このプロセスは、ディスプレイのアクティブエリアを最大化し、ベゼルフリーコンシューマデバイスへのトレンドを可能にする。
ヨーロッパ固体レーザ事業ユニット、SVP、ジェネラルマネージャDr. Christopher Dormanは、「新しいHyperRapid NXTで他に類を見ないことは、社内でわれわれが成長させ、コーティングする極めて特殊な独自の結晶である。これによりレーザは、DUVで、長期ノンストップ量産製造環境において動作する」とコメントしている。さらに同氏は、「そのような微細カットができるレーザベース加工は、機械的あるいは化学プロセスベースの代替法と比べると、新しいだけでなく、遙かに簡素、クリーン、ローコストである。実際、われわれの新しいレーザは、その寿命で採算性を数億ドル改善し、投資の正当性は容易に示されると当社は見ている」と話している。
その新しいレーザは、HyperRapid NXTプラットフォームの全標準機能を搭載している。安定したDUVパワー変調、パルス・オンデマンド、可変繰り返しレート。その極短DUV波長、266nmにより、レーザは強く集束されたビームで優に10µm以下の加工を達成できる。
(詳細は、https://www.coherent.com/)