February, 10, 2023, Toronto--POET Technologies Inc.は、400G FR4および800G 2×FR4レシーバ光エンジン(RXOEs)のサンプル出荷開始を発表した。
POETは、Luxshare Technology Co., Ltd. (“LuxshareTech”)との提携も発表した。LuxshareTechは、データセンタファシリティ、エンタプライズレベル製品の世界的技術プロバイダ。提携により、電力高率とコスト最適化400Gおよび800Gトランシーバソリューションの販売が可能になる。
「LuxshareTechは、データセンタ市場向けに400Gおよび800Gプラガブルトランシーバポートフォリオの拡大に力を入れている。POET Technologiesと協働し、同社の高集積チップレットプラットフォームを利用して当社は、優れたパフォーマンスのソリューション、コンパクトモジュールの組み立て容易性を達成できる」とLuxshareTechのオプト-エレクトロニック事業GM、Mike Gaoは、コメントしている。
「400Gと800G FR4 RXOEは、単一のインタポーザチップレットに初めて光と電子のコンポーネントを集積したものである。POETのウエファスケール集積、コンポーネントのパッシブアセンブリによって提供される、簡素化された設計、優れたパフォーマンスおよび低コストから顧客は恩恵を受けると当社は予想している」とPOETの製品管理担当VP、Raju Kankipatiは、話している。
POET 400G FR4 RXOEは、合弁会社Super Photonics Xiamenで製造され、クワッドTIA、4個の高速PDs、光DEMUXを12×5㎜の単一のチップレットに集積している。800G 2×FR4 RXOEは、15×5㎜シングルチップレットにオクタルTIA、8個の高速PDs、2個の光DEMUXsを集積している。POETのRXOEs顧客は、オプションでファイバアレイユニット(FAU)集積エンジンを調達できる。これは、次世代データセンタインタコネクト向けのより完璧なソリューションとなる。400Gおよび800G RXOEsは、PDsおよびTIAの優れた集積により卓越したパフォーマンスを達成、400GBASE-FR4インタフェースの業界標準仕様を上回っている。
POETは、2023年上半期にRXOEsの設計確認試験と信頼性認定を完了する見通しであり、生産開始は2023年下半期の予定である。