February, 8, 2023, Goleta--KYOCERA SLD Laser, Inc. (KSLD)は、SPIE Photonics West Exhibitionで、産業、バイオメディカル、防衛およびディスプレイ向けに新しいハイパワー5Wブルーレーザダイオード製品を発表した。
KSLDの新しいハイパワーブルーレーザダイオード製品は、445nmで5W光出力であり、KSLD独自の高利得セミポーラGaNアーキテクチャベースである。製品は、TO-Canパッケージまたはチップオンサブマウント、ファイバデリバー構成で提供される。デバイスは、産業マーキング、非金属や有機物の彫刻、3Dプリンティング、赤外レーザよりも10倍以上高吸収が得られるEVバッテリ向けの銅などの金属の溶接における顧客のエンドシステムに最適である。ハイパワーブルーレーザは、幅広い用途がある。これに含まれるのは、歯科、外科、ヘモグロビンやメラニンで赤外レーザよりも吸収が5倍以上となる皮膚科、航空電子機器LiDARs、海底通信を含む防衛アプリケーションなど。加えて、ハイパワーブルーレーザは、プロジェクトションディスプレイに使用され、RGBリン光体を励起する。これは、ポータブルプロジェクタ、ホームシアター、役員室や教育プロジェクタ、大会場、映画のランプ置き換えのためである。KSLDは、高効率、低消費電力の赤、緑および青色レーザダイオードの開発に同社の高利得Semipolar GaNイノベーションも適用しようとしている。目的は、新しいAR/VR市場向けに、RGBレーザビームスキャニングモジュールの微小化、高輝度化、低消費電力化である。
(詳細は、https://www.kyocera-sldlaser.com/)