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100G+コヒレント装置とコンポーネントの主戦場はメトロへ

October, 7, 2014, Boston--Infonetics Researchは、「100G+とROADM戦略:グローバルサービスプロバイダ調査」レポートを発表した。ここでは、光伝送およびスイッチング装置を高速100G+波長への移行を計画しているオペレータを詳細に調査している。
 「長距離アプリケーションの勝者が決まってしまったので、100G+コヒレント装置とコンポーネントのベンダにとって主戦場はメトロにシフトした」とキャリアトランスポートネットワーキング担当主席アナリスト、Andrew Schmitt氏は分析している。
 「コヒレント技術には2つの非常に明確な市場が存在する。1つは現在長距離コヒレントを導入しており、今後はメトロに移行する。しかしもう1つは、現在メトロでコヒレント技術導入に十分に取り組んできた別の顧客タイプだ。これら2つの市場は、製品の特殊化、一部はフレクスコヒレント技術に関心を欠いているということで、サプライチェーンには大きな意味を持っている」。

100G+とROADM調査結果の要点
・回答したオペレータは、コヒレントメトロ-リージョナルとアクセスアプリケーション vs.コアの価格について妥当な考えを持っている。
・メトロ100Gのエンドユースアプリケーションでは、調査参加者はこの先12ヶ月の明らかなキラーアプリはデータセンタインタコネクトであると見ている。
・回答者は、前年のInfonetics Researchの調査と比較して、100GEトランスポートがさらに普及すると見ている。
・調査対象者は2017年には、100G WDMがメトロ波長導入全体のほぼ40%になり、コアの75%を占めると見ている。
・プラガフルCFPとCFP2技術は、前年に比べると今年は、メトロで一層重要な技術であると捉えている。