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GanvixとBluGlass、GaN VCSELsで提携

December, 27, 2022, Wilmington--GaN VCSELsの開発を専門にする業界リーダー、Ganix, Incは、BluGlassと提携して、両社の補完的技術を統合して、光スペクトルのグリーン領域(515nm – 525nm)で動作するGaN VCSELsを実現する。

GaN VCSELデバイスは、以前から求められているが、材料成長と加工課題のために、商用成熟には達していない。VCSELレーザを形成するための2つの重要なコンポーネント、分布帰還ミラー(DBR)と活性量子井戸(QW)領域は、IR波長で大きな商用成功を収めているGaAsベースVCSELsと比べるとGaNでの製造では難しい。

提携でGanixは、ナノポラス技術ベースの独自のVCSELアーキテクチャを利用して、DBRs製造を容易にする。Ganixは、この技術を青色波長で動作するGaN VCSELデバイスで実証している。また、グリーン波長では設計を完了しており、DBRsを実証した。BluGlassは、リモートプラズマ化学気相堆積法(RPCVD)およびグリーンアクティブQW設計における同社の専門技術を利用してグリーンQWとレーザ活性領域を成長させる。統合された技術は、Ganixが商用化し、ブルーからグリーン波長までの製品ラインを完成させる。

提携のターゲット市場に含まれるのは、コンシューマエレクトロニクス、産業、医療とライフサイエンス、通信、ARのようなメタバースアプリケーション。短期的アプリケーションに含まれるのは、レーザスキャニングディスプレイ向けVCSELベース光エンジン、レーザ、フリースペースやポリマファイバベース通信向けレーザアレイ。

「これは、重要な提携である。これにより、われわれは、スペクトルのグリーン領域で動作するVCSELsを実証できる」とGanix、CEO、John Fijolは、コメントしている。

「これらのデバイスでアプリケーションは多いが、材料の制約により商用化できなかった。今年始め、ブルーVCSELs向けに実証したわれわれのナノポラス材料とBluGlassのRPCVD成長GaNにより、ついにグリーンGaN VCSELを市場に出せる」

BluGlass社長、Jim Hadenは、「BluGlass独自のRPCVD技術は、グリーン波長レーザ向けにパフォーマンスと輝度を高める理想的なソリューションである。両社の提携により、これら2つの最先端の技術を統合して、次世代アプリケーションを開発できることを喜んでいる」とコメントしている。
(詳細は、https://ganvix.com)