November, 18, 2022, Toronto--POET Technologies Incは、Lumentum Holdings Inc.の高速直接変調レーザ(DML)技術をPOETの伝送光エンジンに利用すると発表した。これにより、ハイパースケールデータセンタ向けの大量、省エネ、コスト効率のよい400G, 800G, と 1.6Tプラガブルトランシーバが可能になる。
Lumentumと協働することでPOETは、2023年上半期にドライバ集積400G FR4伝送光エンジンのサンプル出荷を始め、2023年下半期に量産を開始する。400G FR4光エンジンは、フォトニックチップレットとして設計されており、このデータレートで光インタポーザにDMLsをフリップチップ集積した業界初の実装となる。POETの光エンジンの小型サイズとエレガントな設計により、顧客は、同じ400G FR4チップレットを使い400G, 800G, と 1.6Tプラガブルトランシーバを柔軟に設計できる。
POETのチェアマン&CEO、Suresh Venkatesanは、「今日、市場にある400Gトランシーバの大半は、外部変調レーザか外部レーザを組み合わせたシリコンフォトニクスを使っている。これらのソリューションは、複数のコンポーネントを必要とし、複数の厄介な、コストのかかるアクティブアライメントを必要としている。POETは、全てパッシブアライメント、モノリシック集積導波路とMUXsによる高集積ソリューションで市場を破壊する大きなチャンスを手にしている。即ち、これらは、当社の顧客にとってコスト、パワー、サイズのメリットとなる」とコメントしている。
LightCountingの2022年4月のレポートによると、400G/800G/1.6Tプラガブルトランシーバの市場機会は、2023年の20億ドルから2027年には65億ドルに成長する。