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NTT、海中音響通信技術活用1Mbps/300m伝送達成し完全遠隔無線制御型水中ドローンを実現

November, 2, 2022, 厚木--日本電信電話(NTT)、NTTドコモ(ドコモ)、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、海中での高速無線通信の実現をめざし、海中音響通信技術を用いた共同実験を行い、世界初の海中音響通信による浅海域(水深30m程度)での伝送速度1Mbps/300mを達成する伝送実験に成功した。
 実験は、NTTが独自に研究開発した海中音響通信の高速化を実現する時空間等化技術と安定化を実現する環境雑音耐性向上技術を用いて、世界で初めて浅海域における伝送速度1Mbps/300mに達し、既存技術の10倍の伝送速度となる無線伝送実験に成功したものである。また、同技術に対応した世界初完全遠隔無線制御型水中ドローンを実現しました。

 NTTとドコモは、「5G Evolution & 6G powered by IOWN」の超カバレッジ拡張を実現する非地上ネットワーク(Non-Terrestrial Network、「NTN」)にこの技術を適用し、高速無線通信の未踏領域である海中までカバレッジを拡張する検討を開始した。また、NTT、ドコモ、NTT Comは、本水中ドローンを用いて、海中設備点検を想定した岸壁の劣化状況をリアルタイムに確認する実証実験を、静岡県静岡市で実施する。

(詳細は、https://group.ntt)