November, 1, 2022, Ottawa--ElectroPhotonic-IC, Inc. (ELPHiC)は、集積オプティクス/エレクトロニクスレシーバのサンプル提供を発表した。これは、高い信頼性を示したONUアプリケーション向け10G 1271レーザのサンプル出荷に続くものである。
ELPHiCは、画期的な光電集積技術を開発した。これにより、レーザとPINレシーバ向けに性能向上、省エネ、信頼性向上を可能にする新しい世代のInPチップが実現した。この集積により、APDsが不要になり、したがってレシーバのコスト低下となった。
ELPHiCは、まもなく224Gb/sアプリケーション向けに画期的なEMLのサンプル出荷を発表する予定。
ELPHiCのCEO、経験豊富な通信業界ベテランChristian Ilmiによると、「重要な光と電子素子を同じInP半導体基板にアナログ増幅回路と集積することで、当社はオプティクスチップセットを構造的に変更する。これは、性能、消費電力を大幅に改善し、コストを下げ、モジュールのフォームファクタを縮小する。当社特許のPINアーキテクチャは、APDsと比べて感度レベルを高める」。
先頃、光モジュール製造業からELPHiCに入社した世界販売担当VP、Jim Hjartarsonは、「PONやデータコム市場のモジュールメーカーからのレーザやレシーバ要求は、過去3年で前例のない増加を示している。安価で効率的なオプティクスに向けたELPHiCのタイミングは、最高である」と付け加えている。
ELPHiC役員会会長、シリコンバレーベテランJoe Costelloは、「光デバイスとエレクトロニクスのモノリシック集積という約束が、ついに市場に現れる。ELPHiCの技術の利点により、PON、データセンタ、他の新興の新規市場で光リンクのパフォーマンスは、大きく飛躍する」とコメントしている。
(詳細は、https://www.elphic.com/)